四季の茶道具「冬の気配」
軸 物 堀田玉映筆 遠山時雨小色紙江戸
すみがまの 煙を雲の たよりにて さぞ時雨らむ 小野の山もと
花 入 竹筒 銘 山元江戸堀田玉映作在銘
香 合 染付六角鳥つまみ 明
釜 手取 江戸
水 指 伊部臼形 江戸
茶 入 瀬戸落穂手 銘 田面江戸松平不昧銘
うち侘びて おちぼひろふと きくならば 我も田面に ゆかましものを
(『伊勢物語』)
茶 杓 松平不昧作竹共筒 銘 山里江戸
住めば又 すまれこそせめ 山里の かけひの水の あるにまかせて
(『新後撰和歌集』前大納言為氏)
茶 碗 高麗朝鮮王朝
替 布志名色絵大根図江戸―明治永原雲永作
茶 器 菊桐蒔絵棗江戸―明治八代宗哲作在銘
菓子器 古楽山刷毛目鉢江戸